チェスキー・クルムロフ、(Ceskykrumlov)
チェスキー・クルムロフは、13世紀に南ボヘミアの貴族ビィートコフ家によって城が建設された
(ルネッサンス様式)
14世紀ロジョンベルグ家に始まり、エッケンベルグ家、シュヴァルツェンベルグ家へと
支配が移り変り、次第に近代化から取り残されて、寂れていったという、
そのおかげで、最も繁栄した時代(16世紀)の風景が損なわれる事無く、
現代まで保存されたという事だ。石畳の街全体が見どころであった。
着いたら、最初にチェスキー・クロムロフ城案内看板が立てられていた。
城壁から見た街並み全景はヨーロッパ独特な赤い屋根で、圧巻の眺めであった。
お城へ上る町並み広場は、まるでおとぎの国の様な街並みでした。
城壁からはS字に流れる町のヴォルダ(モルダウ)河が見えた。
町並みに店頭でこの国の名物のマリオネットのお人形が売っていた。
上りつめたら、円筒形の緑の色彩の美しい塔(フラーデク)がみえた。
この城の最も古い部分はフラーデクと呼ばれて中庭を通り塔のある建物
大きく屈曲して流れるヴルタヴァ川に抱かれて、
チェスキー・クルムロフは、世界中から訪れる旅行者を楽しく優しく受け入れてくれる。
谷の向こうに城を中心とする中世そのままの町並みが広がる光景は、
おとぎの国に来たようで感動的で人々を癒してくれる。